事業所見学会 報告
第25回
開催日時:2015年5月8日(金)10:00~12:00
第25回 A型事業所の見学会を開催しました。
初めに弊社代表の高木が、参加者の皆さんに参加のきっかけや今日知りたいことを尋ねました。
質問に合わせて、主に以下のことをお話ししました。
Q.障がいがあって働くことはできるのか?
A.本当の意味での健常者は実は少数派で、実は世の中は能力の偏りのある人が多数を占めている。その偏りによって就職が難しい場合に障がいとよばれる。 やれること、期待されていること、やりたいこと、が合致すれば、大きな力を発揮できる。
Q.苦手分野があるが会社で働くことはできるか?
A.会社は学校のテストと違って、やり方を途中で調べてもいいし、人に聞いてもいいし、苦手な部分を人に任せることもできる。仕事を通じて「得意なことを広げて」ほしい。
Q.この会社でスキルを身につけることができるか?
A.業務の進め方や電話応対など、会社でしか学べないことを学ぶことはできるが、会社にいるだけでスキルが身につくわけではない。自分に必要なスキルは自分の時間を使って身につける必要がある。
次にスタッフの阿部が、社員の仕事内容や、弊社はここで働き続ける場ではなく、ここから一般企業への就職を目指す「通過型」の事業所であることを説明しました。
その後、事業所内を見学していただき、実際に仕事をしている社員から担当業務の説明をさせていただきました。
【参加者の皆さんの感想】
Q.事業所を見学されて良かった点はどこでしたか?
- 利用者の将来をしっかり考えていると感じた。
- 社員のみなさんが生き生きされていると思った。
- 社長の話を聞いて、障害者としてというよりも一人の人間としてどう生きていくかを考えていく必要性を感じた。