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第77回座談会

  • 日時:2016.06.14(火)18:30~20:30
    『社員が動きたくなる、心に響く教育とは? 』
  • 江坂が好き!な経営者のための、第77回座談会を開催します。

    テーマは『社員が動きたくなる、心に響く教育とは? 』

    エムダブ株式会社 代表取締役 森岡 昇馬 さんです。

    終電や徹夜が常態化しているWeb業界にあって、プライベートの時間をとても大切にされているエムダブさん。

    様々な働き方を取り入れたり、誰でも同じレベルで作業できる環境を整えることで「担当者だから休めない」をなくし、働きやすい職場の実現を目指している会社です。

    代表取締役の森岡さんはプライベートが充実してこそ、お客様に満足していただける良い仕事ができると考えておられます。

    業界の常識を打ち破る森岡さんと一緒に、社員教育や会社の仕組み、それらについての悩みなど、語り合ってみませんか?

    報告

    12名の方にご参加いただき、6月14日に第77回座談会を開催いたしました。

    3K(きつい、帰れない、キリがない)の職場と言われるWeb業界。その中で、業界の常識を変えようとされている森岡さんに「社員が動きたくなる、心に響く教育とは?」をテーマにお話しいただきました。

    座長の挨拶の後、初めに森岡さんは得意のマジックを披露。場の空気が和んだところで、まず自身の感じておられる教育感について「一緒に働くスタッフが、この会社・仕事を通じて共に成長できる環境を整える、種を植えること」が自分の仕事の一つになるのではないかと考えていると話されました。

    開業当時、半年で体を壊した実体験から、無茶な残業をしないため、自宅にパソコンを置かない、定時になるとビル自体が閉館する場所にオフィスを構えるなど様々な取り組みを実践し、その一環としてルールブックやカルテなどを運用に取り入れ業務の均一化、社員の技術の均一化を図ってこられました。しかしそれでも会社を退職される社員もいることに、何が問題だったのか何か月も悩んだそうです。
    その末に、退職した社員の「正当に評価されていない」「業界に未来を感じない」といった言葉から、メンタル面での教育、また数年後の社員の姿を考える必要があるのではないか?と考えられました。

    社員が数年後も働いている姿を想像できる環境としては、社内全員で経営指針を作り毎年発表する場を設け、またメンタル面の教育には現在行っている評価制度に、顧客関心度や協調性などの項目の追加を検討しているとお話しくださいました。

    最後に森岡さんは、成長できる社風作りのため参考にしている、成功している企業の取り組みについてお話しくださいました。

    参加者の方々の話も交え、メンタル面での社員の成長を考える座談会となりました。

      Q.今日の座談会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください

    • 久しぶりに高木さんの話が聞けました。
    • 社員が成長できる環境を作るのが、社長の仕事。ONとOFFをハッキリさせる。社員共通のルールを作る。
    • 1人、1人、会社を辞めた原因を考えている事。
    • 社内でのクライアントへのサービスの均一化。会社としてのスタンスの考え方。取り組みについて共感できました。
    • 自分なりになぜそれをやっているかを再確認しました。
    • 自分達、実際に働いている人の事をしっかり考えてくれている人だなと改めて知れて良かったです。
    • 社長の想いを改めて聞けて、更に皆さんの色んな意見を聞けて視野が広がりました。
    • 今後の仕事において軸になる気づきを得られました。
    • 制約、制度、社会・会社が価値基準を設けて、受信者自身が納得してその制度の中に入るようにする(本人が決めたという感覚を与える)
    • 働くにあたり、スキルもコミュニケーションも大切。
    • 社内の意識統一の重要性と、それを行う上で、中・長期的ビジョンが大切だと感じた。

自立センターえさか

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