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第64回座談会
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日時:2015.04.15(水)18:30~20:30
『逆発想の人事制度 ~人事制度の常識を根本から覆す提案を行います~』
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江坂が好き!な経営者のための、第64回座談会を開催します。
テーマは
『逆発想の人事制度
~人事制度の常識を根本から覆す提案を行います~』問題提起者は
生きがいラボ株式会社 代表取締役 福留 幸輔さん です。「どうすれば社員のモチベーションを高めることができるのか?」
この問いは人事制度の永遠の課題であり、経営者や部下を持つ管理職、お子さんを持つ親など、多くの人が関心のあることではないでしょうか?しかし、モチベーションを高めるはずの人事制度が、逆にモチベーションを低下させている企業もあるのが現実です。私は長年、このことを考え続けてきた結果、人事制度の常識を根本から覆す結論に至りました。今回は、その点について問題提起したいと思います。ご興味のある方はお気軽にご参加ください!報告
座長の高木の挨拶があり、福留さんのお話が始まりました。
福留さんは、仕事が楽しく、会社の目標達成のために仕事に打ち込んで結果を出したのに、お金のためにやっていると受け取られたことが心外だったそうです。
金銭的報酬を中心とした人事制度は、仕事を苦役に変えてしまうのではないか?という疑問を持ちました。今までの一般的な考え方では、給与を決めるために評価制度を使っていたが、それでは複雑になりすぎて、結果うまく運用されていません。
そこで考えついたのがこの方法だそうです。「評価」と「給与」を分離するという従来の常識を打ち破る「逆発想の人事制度」をつくってはどうかと問題提起しました。
乾杯の音頭を林さんにお願いし、食事をしながら討論を始めました。
参加した方の中にはこれから人事制度をつくろうとしておられる方や、評価と給与をリンクさせない方法があることに驚かれている方もおられました。
一方では、そもそもこの発想が「逆」ではなくて、本来そちらのほうが正しいのではないか、という意見も半数にのぼりました。定刻になり、座長の高木がまとめ、多くの方が残って懇親会へと続きました。
心理学の話のなかでは、座長の高木が普段言っていることとよく似た内容もあり、私たちの会社の人事制度の考え方もわかる内容でした。
(以下、アンケートより抜粋)Q.今日の座談会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください
- “人間の成長”をどう考えるのか?-重要な視点だなと。
- 評価と給与をリンクさせないということがおどろきであるが、勉強になった。
- モチベーションはお金では上がらないことが、理論的にわかった。