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第9回座談会
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日時:2011.01.27(木)18:30~20:30
ドラッカーに学ぶ経営戦略のつくり方
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江坂が好き!な経営者による、第9回座談会を開催します。
テーマは
ドラッカーに学ぶ経営戦略のつくり方問題提起者 (有)総合システム研究所 代表取締役 高木 学 です。
経営戦略をテーマにしてほしいとの声にお応えし、座長の高木がドラッカーをもとに経営戦略について、問題提起を行います。
今年は「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら)が流行し、書店でドラッカーをよく目にした方も多いのではないでしょうか。
高木は「もしドラ」連続講座を開催したこともあり、今回は経営戦略について、ドラッカーの理論からわかりやすく問題提起を行う予定です。
報告
はじめに高木から挨拶があり、引き続き、今回のテーマについての話がはじまりました。
まず、「もしドラとは何か?」ということで、ベストセラーにもなった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」についての概要とともに、ドラッカーは
・企業の目的は、顧客を創造することである。
・企業は2つだけの機能をもつ。マーケティングとイノベーションである。と言っているという話がありました。
次に「ドラッカーから学ぶべき点」として、「思想」「思考」「行動」を挙げ、続いて「経営戦略づくりのポイント」についての話がありました。
その中では、「戦略計画でないもの」はどんなものか、では何が「戦略計画なのか?」という説明があり、その後それまでの話を踏まえて、では高木自身の戦略はどんなものかということについての話がありました。
高木自身の「顧客の創造」「マーケティング」「イノベーション」とは何か、そして戦略の方向性、行動を話した後、「みなさんの経営戦略は?」と問題提起をし、締めくくられました。
その後、内田行政書士事務所の内田さんに乾杯の音頭をとっていただき、会食しながらの自己紹介と討論がはじまりました。
今回は参加者が多かったため、参加者の中から2名の方に座長をお願いし、2テーブルに分けて「経営戦略」についての討論を行いました。
みなさんそれぞれが、討論の中でさまざまな学びをされたようです。
(以下、アンケートより抜粋)Q.今日の座談会に参加して学んだことや、気づいたことを教えてください
- 「イノベーション」とマーケティングのバランス
「ここにしかない空間をつくる」Fさんの言葉がステキでした - 動くべき行動内容の集中の中から企業(営業技術)としての社会人としての価値を見出す
- 先のみえる仕事のやり方(楽しさ、やりがい)
- 人は財産
- やはりP.D.C.Aを確実に
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常に考える、考え続けるためのしくみ作りが必要である
常に何かを考える事の大切さ、営業の目的とは何なのか - 経営者としての心得
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①リスクを伴う起業家的な意思決定
②その実行に必要な活動を体系的に組織
③その活動の成果を期待したものと比較測定
が大変大切だと思います。 - 「考える」ことの大切さ
「誇り」と「自信」を持たせる素地を作るのが経営者の仕事である - 目標設定、期限をきる
- 経営戦略を立てるにはまず将来の目標を揚げ、それに向かって戦略を立てる
明確に経営戦略を立てている方もいらっしゃったので、大変刺激を受けました - ドラッガーを読んでみようと思いました
まだまだ話は尽きない中、定刻になり、閉会。
閉会後は、いつもの応接室にもどり、残った10名で焼酎を飲みながら、遅くまで語り合いました。
- 「イノベーション」とマーケティングのバランス