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第5回座談会
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日時:2010.10.27(水)18:30~20:30
市役所との上手なつきあい方
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江坂が好き!な経営者の方をお呼びして、第5回座談会を開催します。
テーマは
市役所との上手なつきあい方問題提起者 吹田市 産業労働にぎわい部 江原眞二 総括参事 です。
役所はどうも苦手・・・手続きがややこしそう・・・
と思っている経営者の方は案外多いのではないでしょうか?市役所にはいろいろな情報が集まっています。
市役所では中小企業に対するさまざまな支援や援助を行っています。
市から仕事を発注することもあります。
苦手意識だけで、遠ざけているのはもったいないと思いませんか?
この座談会を通じて、市役所を身近に感じていただければと思います。報告
座長の高木から、通常の挨拶に加えて、江坂から起業を支援するために協力して欲しいとのお願いがありました。
江原さんの問題提起は、「最近思うこと」として、「ちっちゃいけど、世界一 誇りにしたい会社」(坂本光司著)の引用から、まじめな市の職員が考えていることをざっくばらんにお話いただいた後、今回の案内に沿って、お話を進めていただきました。
まず、市役所にある情報について、
「市役所ってどんなところ?」という話から、市役所には統計資料だけでなく、各部署には意識と専門性の高い職員がいて、それぞれが内外につながっていることも情報収集の大きな力になるとのお話がありました。次に市役所で中小企業に対して行っている支援や援助について、
商業相談や融資相談、そしてビジネスコーディネイト事業のお話がありました。最後に市からの発注についてお話がありました。
官公需の発注については、物品約49億、工事約182億、役務約94億
うち市内の中小事業者へは9億(19.1%)、49億(27.1%)、34億(35.9%)という話があり、実態を把握することができました。その後、座談会に3回目の参加となるIさんに乾杯の音頭をとっていただいた後、会食がはじまりました。
会食をしながらのテーブル討論では、初参加の方が多かったこともあり、長めの自己紹介と感想をお話いただきました。
市役所に対する質問や意見も出され、みなさんが「市役所とのつきあい方」について関心を持たれていることがよくわかりました。今回の座談会で江原さんの話を聞き、江原さんのお人柄に触れたことにより、市役所とのつきあい方を考えるよい機会になったのではないかと思います。
数年前から市役所と付き合いのある方は「もともとお役所仕事だった市役所もここ数年で変わってきている」と感じていることをおっしゃっていました。
今回参加された方がこれを機に市役所をもっと身近に感じられるようになると嬉しく思います。まだまだ話は尽きない中、定刻になり、アンケートを書く時間もないまま閉会、アンケートは翌日メールでお願いすることになってしましました。
閉会後は、いつもの応接室にもどり、残った6名で焼酎を飲みながら、裏テーマでもあった、地域の活性化や起業支援について話し合いました。
<>Q.今回の座談会に、なぜ参加されましたか?
- 少々興味があったのと現状の吹田市の様々の物品発注の実態をしりたかったため。
- 市役所の方の話だから。
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市役所の仕事について興味があり参加させていただきました。
吹田企業に対する助成がどのようにされているのか。
市民の税金がどのように使われているか。
高収入(吹田市年収平均750万円)に応じた仕事をしてくれているのか。
無駄、非効率がないのか。
人事考課がきちっとなされているか。 - 江原さんの存在が、他の職員と違っていたので、高木さんの座談会で、どんな人なのかを見たかったから
- 吹田在住の企業家の皆様の会社・事業運営の実情を拝聴し、自身の実行中の起業の参考とする目的で参加しました。
吹田市から事業を受託させていただいています。その関係で出席させていただきました。
Q.座談会に参加してよかったことや、感想を教えてください。
- 市役所では聞けない話が聞けていろいろと勉強になりました。社内に持ち帰り吹田市さんとの関わりについて再度整理したいと思います。
- 多様な方が参加されていて、刺激を受けました。
- 吹田市の企業関係者と知り合えたこと。
市役所とうまく付き合う方法を教わったこと。 - 本日ご出席の江原さんのような仕事に燃える方がいらっしゃって少し安心しました。
しかし、ほとんどの職員がやっている仕事と収入にミスマッチがあるのではないかと危惧しております。 - こんなにもレベルの高い人材の中に、参加させて頂いてる事に驚きと喜びを感じています。
実は偉い人も根本にある「大切にしている事」は同じなんだなーと思いました。 - 吹田市役所産業労働にぎわい部の江原総括参事のお話から吹田市の中小企業の実情が具体的に聞けたのと、業種の異なる企業家の皆様の各々の事業内容をお聞き出来まして、大変有意義な時を持てました。
Q.今後どのようなテーマなら、また参加してみたいと思われますか?また要望等もありましたらお書きください。
- 社員教育や社員の素質を見る選定眼的なもの。
- ものづくり中小企業の悩み・課題が話し合える場の提供がほしい。
(中小企業を元気にする方策の打ち合わせができる場) - まじめな吹田の企業を応援できるようなテーマが良いですね。
市の無駄な部分を排除して是正できるようなシステムが必要ですね。 - 雇用について
- 現在、日本で増加中の定住外国人が地域社会で商売をしているのを見かけますが、そのような実態も知りたいです。