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第43回座談会
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日時:2013.04.10(水)18:30~20:30
「障がい者の自立支援のために ~新たなスタートを切って~ 」
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江坂が好き!な経営者のための、第43回座談会を開催します。
テーマは
「障がい者の自立支援のために
~新たなスタートを切って~ 」問題提起者は
株式会社 江坂-起業家支援センター 柿原 晋裕 さん です。4月からスタートする就労継続支援A型事業所「江坂-起業家支援センター」で、障がい者の自立支援を行う柿原さんに問題提起をしていただきます。
ご自身のバックボーンや前職である「JSN新大阪」での経験談、今の事業所で働くことになったきっかけ、今後に向けての想い・ビジョンについてなどをお話ししていただきます。
みなさま是非ご参加ください♪
報告
座長の高木の挨拶があり、次に株式会社江坂‐起業家支援センター センター長 柿原晋裕さんの問題提起が始まりました。
柿原さんの問題提起は、以下の内容でお話しいただきました。
1.今までの自分を振り返って
柿原さんは、福祉系の大学に進学され、実習先の知的障がい者の施設が「一緒に行動する、考える」ことをすごく大事にしている施設であったことから、深い感銘を受け、卒業後も知的障がい者の通所授産施設に就職されました。
その後、先輩からの誘いを受け、精神障がい者の就労移行支援事業所に移られました。2.江坂‐起業家支援センターに入職するきっかけ・入職して感じたこと
A型の話は聞いていたが、まさか自分が行くことになるとは思っていなかった柿原さん。その話が自分に来たときには、「やってみないと分からないからやってみる」という気になり、入職を決意されたそうです。
入職後は、社長の髙木に厳しいことも言われるが、最終的には元気をもらえると感じておられるそうです。3.あたらめて感じる人とのつながりの大切さ
前職での上司や先輩をはじめ、柿原さんは人に恵まれていると感じておられるそうです。
また、今まで関わりのなかった色々な業種の人とネットワークを作ることが大事であり、「地域のネットワーク」の本当の意味に気付いたとお話しになられました。4.我々の目指すものは「通過型就労継続支援A型事業所」!!
江坂‐起業家支援センターのA型事業所を利用する障がい者の方々には、仕事を通して力をつけてもらい、2年程度で自分の夢や目標をかなえてもらうことを目指しておられるそうです。
また、地域の起業家への事務支援サービスを通じて、起業家に業績を伸ばしていただき、将来的にはA型の利用者を雇用してもらうことを考えており、双方とも良かったという関係を作れる事業をしていきたいとお話しになられました。柿原さんのお話が終わった後、株式会社江坂‐起業家支援センターの松浦さんに乾杯の音頭をとっていただき、会食しながらの意見交換が始まりました。
障がい者雇用や、実習の受け入れなど、さまざまな取り組みをされている経営者の方々から、様々な意見が出ました。
(以下、アンケートより抜粋)Q.参加して良かったことや学んだこと、気づいたことを教えてください
- 社長としてのたたずまいが大事だと凄い思いました。
- 柿原さん始め、参加者の方々の想いを多少でも聴けて良かったです。
- 人と人とのつながり、出会いは偶然であり必然!改めて、感じる部分がありました。
- やってみないとわからない、だからやってみようという気持ち。
- 障害者と一緒に考え、サポートする。先人がいない仕事を切り開いていく事。
- 通過型就労継続支援A型事業所の意味がわかりました。
- 障害を持った人たちの活かし方がわかりました。
定刻となり閉会。
今回は参加者全員が残り、閉会後も引き続き江坂-起業家支援センターの一角で熱く語り合いました。