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第40回座談会

  • 日時: 2012.12.14(金)18:30~20:30
    「つながりを大切に ~20歳の社員が考えること~」
  • 江坂が好き!な経営者のための、第40回座談会を開催します。

    テーマは
    「つながりを大切に ~20歳の社員が考えること~」

    問題提起者は
    有限会社総合システム研究所 松浦 佐知子 です。

    現在、総合システム研究所の社員として、経営者どうしのつながりづくりのお手伝い、そしてその一環として座談会の運営を担当している松浦が問題提起をします。

    6ヶ月間のインターンシップの後、入社して1年が経ちました。

    その間、たくさんの経営者の方々にお世話になり、たくさんの経験をさせていただきました。

    その中で感じたつながりの大切さや仕事に対する考え方を自身のバックボーンも交えながらお話します。

    報告

    座長の高木の挨拶があり、次に有限会社総合システム研究所の松浦佐知子さんの問題提起が始まりました。

    松浦さんは総合システム研究所で6ヶ月間のインターンシップを経験した後、同社に入社しました。
    インターンシップでのエピソードとして、応募した際に一番最後に名前を呼ばれてどきどきしたことや、同期の前田さんと深い信頼関係を築きながら仕事ができたこと、働き出す前は事務員には一番なりたくないと思っていたが実際にやってみたらやりがいがあって楽しかったことなどを語られました。
    また、現在の仕事については、「人と人のつながりをつくること」を一番大事にしながら仕事をしていると話されました。

    松浦さんは、小学校4年生のときから現在に至るまで合唱団で活動してきました。
    その合唱団では、自分の意見を発表することを尊重する先生のもと、先輩が後輩を育てる文化が根付いていたそうです。
    その合唱団での様々な経験から、「人と人のつながりの大切さ」や「ありがとうの心」を学んだと松浦さんは話されました。

    また、松浦さんは自分の家族について、過去のエピソードを交えながら詳しく話されました。
    高卒で働こうと思った理由や就職活動での苦労、就職後に一人暮らしに至った経緯などについても、赤裸々に語ってくださいました。
    その話しぶりからは、ありのままの自分を他人に見せられる真っ直ぐな勇気や、家族に対する深い愛情と感謝が伝わってきました。

    そして、今回の座談会で言いたかったことは「ありがとう」という言葉であるとして、松浦さんは特にお世話になっている社員の方々にメッセージを伝えた後、参加者の方々にも感謝の気持ちを伝え、お話を締めくくられました。

    松浦さんのお話が終わった後、すいた地域雇用創造協議会の前田さんに乾杯の音頭をとっていただき、会食しながらの意見交換が始まりました。
    人と人のつながりの大切さについて、それぞれの経験を交えながら活発に意見が出ました。
    参加者の中には、若いのにしっかりしている松浦さんを、同年代のご自身のお子様と比べて感想を述べられる方もいらっしゃいました。
    また、将来の夢を聞かれた松浦さんは、「音楽の都ウィーンに行くこと」であると楽しそうに語られました。

    (以下、アンケートより抜粋)

    Q.参加して良かったことや学んだこと、気づいたことを教えてください

    • 素直に自分を表現することの大切さに改めて気づかせていただきました。
    • 人には、見えない過去や経験が有るものだと改めて感心しました。松浦さんの昔話は、なかなか他では聞けないレベルで、今の本人からはみじんも感じさせないのは立派な事だと思います。
    • どんなことに対しても前向きに受け入れる姿勢を持っていて少しうらやましくなりました。
    • 自分の青春期のことを想いだして…とてもありがたかったです。
    • 私は自分のことを人と比べて卑屈に感じるときがあるので、松浦さんの考えに驚きました。
    • 「凹んだことがあっても、全て自分を鍛えることだからと思えることが出来るようになった」ということに共感できました。
    • 自分の周りに居る人、出会う人、全ての人に感謝の気持ちを持って接しようと思いました。

    定刻となり閉会。
    今回は参加者全員が残り、閉会後も引き続き江坂-起業家支援センターの一角で熱く語り合いました。

自立センターえさか

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